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夏 – ハイキング & 登山の注意点・基本プランニング

夏 – ハイキング & 登山の注意点・基本プランニング

Summer has come!
抜けるような青い空、どこまでも続く美しい稜線、夏山シーズンが到来すると誰もが心踊ります。
夏山を楽しく安全に歩くためには、天候や注意点、基本装備などを知っておくことが大切です。街中と山中ではまったく天気が違う時が多々あります。山を100m登ると気温は0.6℃下がり、そこに風が吹くと、体感温度は1℃下がります。
登山する際は、夏に応じた対策・準備は必須です。夏ハイキング・登山に対する基礎的な事柄を知って、安全に夏山を楽しみましょう♪

◎夏の天気
山では1日に一度は霧や雨に見舞われるのが普通で、晴天が長続きすることは少ないと言えます。
昼間は思いがけないほど暑くなり、朝晩は天驚くほど冷え込んだりと寒暖差が激しい時も多々あります。山によっては日よけできる場所が少なく、直射日光をまともに受け続けて体力の消耗が激しい時も出てきたりもします。

大まかに1000m毎に気温は約6℃下がり、緯度1度北上する毎に約1℃下がると言われているので、山麓での気温だけで安易な判断を行ってはいけません。行動前に気象情報を入手することは大切ですが、山に入ってからはそれだけでは不十分です。雲や霧の様子をよく観察して天気の変化を予測したり察知したりする「観天望気」(かんてんぼうき)を心がけることも大切です。

日本の梅雨は沖縄から始まり、梅雨前線は日本列島を北上していきます。近畿エリアでは例年6月7日頃〜7月21日頃までが梅雨の時期です。7月に入ると蒸し暑い日が増えてきて、7月末近くに激しい雷雨とともに梅雨は開けていきます。7月下旬から8月中旬にかけては夏真っ盛り、絶好の登山シーズンです。8月下旬は台風が最も上陸する時期を迎えます。
気象庁のホームページでは「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値)」を掲載しているので参考にすると便利です。

◎夏山の行動時間
午前中の行動を大切にすることが最も重要です。いわゆる、早立ち、早着は、登山者の常識です。お昼過ぎからの夏山は雨・雷雨・落雷がよく発生します。毎日発生することもたびたびです。そのため行動開始時間と行動終了時間を前もって計算しておくことは重要なポイントとなります。

標高2000m以上の山々では14:00頃、稜線や山頂での行動は12:00頃がタイムリミットです。時にはもっと早くから雷が鳴りはじめたりもしますから、臨機応変な対応も大切です。それ以降の行動は大きな危険が伴うようになる確率が高くなるため避けることが懸命です。

日帰り登山であれば10:00頃までには山頂に到達できるようなスケジュールで行動しましょう。朝早ければ早いほど余裕を持って行動ができます。登山では日の出前の出発は当たり前です。ヘッドライトは「日の出前に使うもの」という認識が大切です。夕方以降に使うという認識でいると確実に危険に遭う確率が高まります。

◎装備・グッズ
夏山登山に欠かせない重要基本装備は、ザック、ジャケット、登山靴、雨具、携帯電話、水(最低1L)と食料です。場所によっては地図・コンパス・ヘッドライトなども必要となります。

その他、非常用品として、ケガに備えたテーピングや包帯、三角巾、ガーゼ、傷口テープ。頭痛薬や胃腸薬、解熱剤などの内服薬、ウェットティッシュ(アルコールタイプ)などを用意します。

近場の低山での日帰り登山で天気予報が晴れだから荷物はあまり持たなくても大丈夫、というような思い込みはいけません。山中には街中とは違った種類の事故や危険が潜んでいますから、面倒臭がらずに大切な基本装備を装着携行するようにしましょう。

登山道具を選ぶ際は、初心者の場合、ネットショップのレビューだけを鵜呑みにして購入すると、失敗することがよくあります。当初は専門店などでよく経験を積んだ店員さんからのアドバイスや商品の詳細情報や、山仲間で経験値の高い人からの情報等を大切にして、経験値や山レベルなどから適切な装備を選んでもらったりすることも大切です。

また、熱射病・日射病など熱中症を防いだり、寒暖差からくる体力の消耗を防ぐための、体温調節が小まめにできる衣類や着替えの準備も大切です。その他、虫よけスプレーや防水グッズ、日焼け止めなども大切です。

トイレに関しては、よく整備されたハイキングコースや山小屋の近く以外にはほとんどありません。数時間を超える登山には携帯タイプのトイレがあると安心です。スコップで穴を掘ったり土をかけるという方法もありますが、スコップは嵩張るのが難点です。

登山中に出るゴミ類は、紙や食物など土に還元されるものであってもすべて持ち帰りが原則です。最初からゴミになりそうなものを減らすのはもちろん、そのためのゴミ袋も持参する心がけは大切です。




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